2017年6月にICOをし、18時間で16億円を集め注目を集めたEOS(イオス)について紹介します。
時価総額ランキングで常に上位にいる仮想通貨EOS(イオス)のメリットデメリット、特徴などについても詳しく見ていきましょう。
仮想通貨EOS(イオス)とは
EOS(イオス)は分散型アプリケーションのプラットフォームを構築する仮想通貨です。
開発責任者のDan Larimer(ダン・ラリマー)はパソコンでいうOS(Operating System)のようなものだと言います。
分散型アプリケーションプラットフォームと言えば、代表的な仮想通貨として Ethereum(イーサリアム)があります。
EOS(イオス)始めとする分散型アプリケーションに特化したプラットフォームは、大企業間で広く使用されること想定して開発されています。
仮想通貨EOS(イオス)の基本情報・概要説明
EOS(イオス)の基本情報
仮想通貨名 | EOS(イオス) |
---|---|
仮想通貨略号 | EOS |
公開日 | 2017年6月 |
発行上限枚数 | 1,000,000,000 EOS |
公式サイト | https://eos.io/ |
ホワイトペーパー | https://github.com/EOSIO/Documentation/blob/ master/TechnicalWhitePaper.md |
https://twitter.com/eos_io | |
YouTube | https://www.youtube.com/watch?v=DWxZULsFcF0 |
EOS(イオス)の概要説明
EOS(イオス)は上記でも記載しているように大企業間で広く使われるように開発されている分散型アプリケーションプロジェクト。
Bitcoin(ビットコイン)やEthereum(イーサリアム)はスケーラビリティが問題になっていますが、EOS(イオス)プロジェクトはスケーラビリティ問題に悩まされることのないDAppsプラットフォームを作り上げます。
1秒に何百万件ものトランザクション処理ができるようになり、トランザクション毎の手数料がありません。
また、EOSトークンはERC-20 に準拠し、Ethereum(イーサリアム)のブロックチェーンを使用します。
EOSトークンの総発行枚数は10億枚で、10億EOSの保有割合は以下のようになっています。
- 1億枚:運営が保持
- 2億枚:ICOで配布
- 7億枚:市場配布
※7億枚EOSは2017年7月1日から24時間ごとに200万枚ずつ350日間配布されます。
仮想通貨EOS(イオス)の価格推移と最新チャート
- JPY:日本円の価格
- RANK:時価総額ランキング
- MARKET CAP:時価総額
- VOLUME (24H):24時間の売買高
引用:https://jp.tradingview.com/
2018年1月13日現在、仮想通貨EOS(イオス)の価格が高騰しています。仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)では、24時間暴落率が50%を超えています。このEOS(イオス)の値上がりの背景には、仮想通貨の値動きを予測するAIの予測があると噂になっています。
この仮想通貨の値動きを予測するAIであるウェブボットによると、仮想通貨EOS(イオス)は2018年から価格が上昇する。理由としては、仮想通貨EOS(イオス)が既存の産業で使われるようになるからだと予測しています。
仮想通貨EOS(イオス)の特徴
EOSトークンは仮想通貨界隈では、株式と考えられています。
EOSトークンに利用価値はない
現時点、EOSトークン自体に使用価値はありません。
BitcoinCash(ビットコインキャッシュ)やNEM(ネム)のような決済としての機能もなく、EOSのプラットフォーム内で使うこともありません。また、ICO終わってから48時間以内に移転できなくなることから、完全にICOの資金調達のためだけに作られた通貨です。
開発チームのBlock.oneに経験豊富なメンバーが数多くいることや、EOSの性能が高いことが現在の時価総額につながっています。
仮想通貨EOS(イオス)のメリットとデメリット
EOS(イオス)のメリット
メリット|トランザクションの速さ
EOS(イオス)の特徴はトランザクションの速さ(データベース内で情報が処理される速さ)にあります。つまり、コマンドを入力してから実行されるまでの間隔が短いことを意味します。
メリット|低コスト(取引手数料が不要)
仮想通貨の売買取引には手数料がかかりますが、しかし、EOS(イオス)ではトランザクションの処理に手数料を支払う必要がありません。頻繁に取引をするような企業にとっては、コスト削減になります。
EOS(イオス)のデメリット
デメリット|決算に使われる予定がない
現在のEOS(イオス)の価格に関わらず、プロジェクトが失敗に終わる可能性も少なからずあります。その場合はEOS(イオス)そのものに価値がなくなってしまう危険性も少なからずあります。
仮想通貨EOS(イオス)の将来性
開発メンバーへの期待
EOS(イオス)の開発はBlock.oneがケイマン諸島を拠点に数十名体制で行われています。
プロジェクトはプログラマーのDan Larimer(ダン・ラリマー)を中心に立ち上げられました。彼は仮想通貨の中ではかなりの有名人でBitsharesやSTEEMなどの仮想通貨の開発も手がけているスペシャリストです。
EOS(イオス)の開発もスケジュール通り進められており、Githubを見てもしっかりと開発が進んでいる様子が見られます。
エアドロップの配布で価格が上昇
EOS(イオス)を持っていると定期的にエアドロップでコインが配布されることがあります。
公式ニュースなどで発表された瞬間から価値が上昇するため、エアドロップ後の価格が下がってから購入するのがオススメです。
取引所|仮想通貨EOS(イオス)の購入方法
EOS(イオス)は中国の仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)で購入することができます。
BINANCEの登録方法
バイナンス(BINANCE)の特徴
- 手数料が0.1%と圧倒的に安い
- ビットレックス(Bittrex)を超えて世界一の取引高
- 中国の取引所だが、日本語翻訳がある
- アプリも使いやすく、チャートも見やすい
ウォレット|仮想通貨EOS(イオス)の保管方法
Trezor(トレザー)
Trezor(トレザー)は、秘密鍵をオフラインで管理するハードウェアウォレットの1つであり、非常にセキュリティが高いウォレットです。
コインチェックのハッキング事件では、秘密鍵をオンラインで管理するホットウォレットにNEMを保管していたことが原因だったので、セキュリティが気になる方はTrezorの利用をおすすめします。
仮想通貨EOS(イオス)まとめ
この記事の要約すると
- EOS(イオス)は大企業間で流動的に使われる可能性がある
- EOS(イオスはトランザクションが早く低コスト
- 開発メンバーが非常に優秀である
上記のように、非常に期待が持てる仮想通貨です。
今後のEOS(イオス)に期待しましょう。