Ripple(リップル)のライバルと噂されるChainLink(チェーンリンク)について紹介します。
最近(2018年3月)は、時価総額のランキングを徐々に上げている注目の仮想通貨です。
Contents
ChainLink(チェーンリンク)の基本情報と概要説明

まずはChainLinkの基本的な情報と概要説明をします。
ChainLink(チェーンリンク)の基本情報
仮想通貨名 | ChainLink(チェーンリンク) |
---|---|
仮想通貨略号 | LINK |
公開日 | 2017年6月27日 |
発行上限枚数 | 1,000,000,000 LINK |
公式サイト | https://link.smartcontract.com/ |
ホワイトペーパー | https://link.smartcontract.com/whitepaper |
https://twitter.com/Smart_Contract | |
YouTube | https://www.youtube.com/watch?v=nMlpTgxKtAY |
ChainLink(チェーンリンク)の概要説明
2017年9月19日から行われたICOでは約36億円調達しました。
ChainLinkは、ニューヨークに本社のあるSmartContract (スマートコントラクト)社によって開発されています。
ChainLinkを利用することで、イーサリアムなど様々なネットワーク上のスマートコントラクトをオフチェーンの外部リソース(銀行の支払いなど)と繋ぐことが可能になります。
スマートコントラクトとは
スマートコントラクト(smart contract)を直訳すると賢い(=smart)契約(=contract)という意味になります。
スマートは「スマートフォン」のスマートと同じですが、「自動化」と考えるのが分かりやすいです。
つまりスマートコントラクトとは契約の自動化(自動実行される契約)といえます。ここでいう「契約」とは、書面上で作成された契約のみをさすのではなく、「取引行動全般」をさします。
つまりあらゆる契約行動をプログラム化し、自動的に実行しようとするものがスマートコントラクトです。
ChainLinkの目的は、ブロックチェーンで繋がれていないものに対して、ChainLinkを利用することで繋げることができ、ブロックチェーンの技術を活かすことになります。
つまり、既存のものを新しく作り直さずに、ChainLinkを利用することで導入しやすくしています。
ChainLink(チェーンリンク)のチャートとリアルタイムレート
ChainLink(チェーンリンク)のチャート
引用:https://jp.tradingview.com/
ChainLink(チェーンリンク)は2017年6月に公開された新しい仮想通貨です。
当初は10円から40円の間で推移していましたが、2017年末のアルトバブル期には140円まで高騰しました。2017年で約14倍になった仮想通貨となっております。
また、現在は(2018年3月)は50円まで低下しております。
ChainLink(チェーンリンク)のリアルタイムレート
- JPY:日本円の価格
- RANK:時価総額ランキング
- MARKET CAP:時価総額
- VOLUME (24H):24時間の売買高
ChainLink(チェーンリンク)の特徴とメリット・デメリット
Swift(国際銀行間通信協会)と提携

Swiftが主催しする「2016年のSibos(世界各国の金融機関の幹部や関係者が出席する国際会議)」をきっかけに、Swiftと契約を結び、SmartContract社とSwiftがChainlinkを使ってブロックチェーンの実証実験をし成功しました。
Swift(国際銀行間通信協会)がニューヨークに拠点を置くSmartContract社と提携し、ブロックチェーンの実証実験を行った。
SmartContractは、昨年2016年に設立されたブロックチェーンスタートアップだ。同社は、Smart Oracleなどのプロックチェーン技術を使用したシステム開発を行っており、2016年のサイボス(Swiftが主催する世界最大規模の金融サービスに関する国際会議)をきっかけにSwiftと契約を結んでいる。
引用:BTCN
Swiftに見初められたプロジェクトがChainLinkということになります。
ChainLinkで解決できること

イーサリアムなどのスマートコントラクトは、外部リソースと通信することは不可能になっております。従来の銀行決済システムは、チェーンリンクのようなブロックチェーンミドルウェアなしでは、スマートな契約にはすべてアクセスできません。
この制限は、スマートコントラクトデータがブロックチェーン上でどのように確保されているかに固有であり、ブロックチェーンベースのトランザクションデータに関する鉱業者の合意に達するため、この制限は将来のすべてのスマートコントラクトに残されます。
この問題を解決する方法は、ChainLinkがスマート・コントラクション・エコシステムで果たす役割であるoracleと呼ばれるブロックチェーン・ミドルウェアの使用によるものです。
具体的にChainLinkは異なるブロックチェーンを用いる仮想通貨同士を結びつけることで、取引所を経る処理を行わなくても簡単に交換できる橋渡し役としての機能を持っているのです。
今後さらに両者の取引や交換がさかんになれば、ChainLinkの有効性はさらに注目されるでしょう。
仮想通貨と法定通貨の支払いを可能にする
ChainLinkによるLINKネットーワークは、外部の主要なデータへのアクセス、オフチェーン支払い、その他のAPI機能を安全に提供することができる最初の「分散化Oracleネットワーク」です。
現在は、イーサリアム・ビットコイン・HyperLedgerのブロックチェーンの対応を進めていて、LINKネットワークを利用することによって法定通貨との支払を可能にする予定です。
Rippleと競合するのか

ChainLinkはよくRippleのILPと競合すると噂されております。
RippleのILPは銀行の国際送金や取引の主体となる資産のやりとりを仲介する機能です。
Chainlinkはビットコインやイーサリアムのスマートコントラクトを外部データ、API、内部システム、既存の銀行決済システムに安全で瞬時かつ監査可能な形で接続することを可能にするものではなく、銀行間を繋げること、ドル、元、円などの価値を瞬時に安全に送金することが目的です。
ChainLink(チェーンリンク)の購入できる取引所
ChainLinkはバイナンス(BINANCE)で購入することができます。
バイナンス(BINANCE)の特徴
- 手数料が0.1%と圧倒的に安い
- ビットレックス(Bittrex)を超えて世界一の取引高
- 中国の取引所だが、日本語翻訳がある
- アプリも使いやすく、チャートも見やすい